「あっ…あぁぁー！！」 ルヴァの身体が大きくのけぞる。 もうこれで何度目の絶頂を迎えたのだろう…。 ルヴァの頭は既に何もわからなくなっている。 あるのはただリュミエールを求める熱い想いだけだった。 「リュミエール…リュミエール…」 「ここにおります、ルヴァ様」 リュミエールはルヴァを抱き寄せる。 ルヴァの両腕がリュミエールに絡み付いて強く抱き締める。 「リュミエール…私を離さないでくださいね」 「えぇ、ルヴァ様。離しはしません。わたくしはいつも、いつまでも、あなたと共にあります…」 「嬉しいです…リュミエール…」 「ルヴァ様…あなたを愛しています。この身はすべてあなたのものです…」 「リュミエール…」 熱い口付けが交わされる。 何度も何度も繰り返される口付けに、また身体の芯が熱くなってくる。 切なさに耐え切れず、ルヴァが甘い喘ぎ声を洩らす。 その声がリュミエールを駆り立てる。 リュミエールの唇が、ルヴァの胸元を動いてゆく。 肌理の細かいルヴァの肌に、いくつものバラの花が咲く。 その度に、ルヴァは身を震わせて声を洩らした。 「…あぁ…リュミエール…もう…あぁっ…」 「ルヴァ様…」 リュミエールがグッと身体を進め、ルヴァの中に入ってくる。 「あぁっ…くぅっ…んっ…」 「ルヴァ様…大丈夫ですか…」 「はぁっ…あ…ん…」 リュミエールの背に回されたルヴァの手に力が入る。 微かに爪がくい込んで、その痛みがいっそうリュミエールを煽ってゆく。 「ルヴァ様…動きますよ…」 「…あぁっ…ダメです…リュミエール…動かないで…んっ…」 強すぎる刺激に、ルヴァは切なそうに首を振る。 しがみつく腕にギュッと力が加わる。 高く持ち上げられた足の先が空を切る。 「ルヴァ様…」 リュミエールも、もう自分を制御出来なくなっている。 激しく突き上げられてルヴァの息が弾む。 「リュミエール…リュミエール…一緒に…」 「えぇ…ルヴァ様…いきますよ」 「あぁぁ…んっ…あ…あ…あぁぁー！！」 「くっ…」 ほとんど同時に達した２人は、抱き合って荒い息を整える。 ルヴァの額に張り付いた髪をかきあげて、リュミエールは小さく口付ける。 ルヴァが潤んだ瞳でリュミエールを見上げて、にっこりと微笑んだ。 まだ足りない… まだ愛し足りない… もっと、もっと、深く深くつながって、一つに解け合ってしまいたい… ２人は同じ思いで見詰め合う。 ゆっくりと口付けを交わす。 夜はまだその深さを増してゆくばかりだった… 　　　　　【　Ｅ　Ｎ　Ｄ　】
	お疲れ様でした。 もうすべての道をたどっていらしたでしょうか？ 早々とここにたどり着いてしまわれた方は、後はお気軽に様々なエンディングをお楽しみください。 ようやくここを見付けられたという方には、見付けられておめでとうございます、でしょうか(笑) このページを書いて、出来上がりでしたので、私にとってはこれが正真正銘のエンディングです。 お付き合いいただきまして、ありがとうございました… 楽しんでいただけましたなら幸いです（＾＾）